「この5日間で新しい自分や問題を発見できました」
11月4日から11月10日の5日間、S.Sさん(40代・男性)が介護老人保健施設「加瀬ウェルネルタウン」で就業体験を行いました。
今回は、その体験の様子を本人に振り返ってもらいました。
―今回就業体験に参加した感想をお聞かせください。
仕事をしていた時からブランクがあり、5日間とはいえ仕事ができるかとか就業場所の環境等、不安に思うことがありましたが、職場の方の協力もあり終了することができました。初日、2日目は慣れるのが大変でしたが、3日目以降は他の事にも視線が向くようになり積極的に動けたと思います。
― 今回の体験を通して、うまくいった点はどんなところですか。
挨拶、利用者様とのコミュニケーション、報告・連絡・相談はうまくできたと思います。
― 今回の体験を通して、思うようにいかなかった点はどんなところですか。
大きな声を出すのが難しく感じる時や、聞きたいことがある時に遠慮してしまうことがありました。また、仕事をしている時としていない時の切り替えが難しかったです。
― 思うようにいかなかった点について、今後どうすれば改善、克服できそうですか。
声は常に意識したり、場に慣れれば大丈夫だと思います。遠慮してしまうところは仕事をしているということをしっかり自覚することで克服できると思います。切り替えに関しては性格の問題でもあるので、なかなか難しいと思っています。
― 今回の就業体験中、自分で特に意識して取り組んだことを教えてください。
職員さん、利用者様への挨拶などのコミュニケーションを積極的に取る事と、仕事の流れを覚えて自分から動くことを意識して取り組みました。
― 今回の就業体験を今後の求職活動にどう活かしていきたいですか。
基本的なことですが、時間を守れたこと、5日間を休まず過ごせたことは良かったと思います。この5日間で自分にある能力には自信を持ちつつ、新しい自分や問題も発見できたので、より自分が自分らしく続けられる仕事に出会えるように活かしていこうと思います。
【担当支援員から一言】
積極的に利用者と関わり、コミュニケーションを図っていた様子が見られました。経験職である強みをもって就業体験に取り組んでいただくことで、今できることや次のステップに必要なことを考えていただきました。今後の求職活動において、この職種に就くことに限らず一歩ずつ進んでいただくきっかけになったと思います。