就業体験に関して、よくあるご質問をまとめました。
Q1.「就労体験」の内容は具体的にどのようなものですか?
協力企業の業種によりますが、受け入れ企業の従業員が普段実際行っている仕事の一部を体験させてもらう形になります。Q2.「就労体験」に参加するとどんなメリットがありますか?
参加者によってさまざまですが、主に以下のようなプラス効果があると考えています。- 仕事をすることへの不安を減らせる機会となり、就労に向けて自信がつきます。
- 自分の強みや弱みを見つけることができ、その後の就職活動に生かせます。
- さまざまな気づきを通して、仕事への意識や考え方を広げることができます。
- スケジュール通り体験を終了すると、チャレンジ奨励金が受け取れます。
Q3.自分が「就職氷河期世代」に該当するかどうか分からないのですが・・・・・・
この事業では、主に平成5年(1993年)~平成16年(2004年)に学校卒業の時期を迎えた方を「就職氷河期世代」としていますので、最終学歴によって以下の年齢の方が対象となります。具体的には、下記の表を参考にして下さい。
なお、9月卒業、留学、留年、浪人経験がある等の方は上記の限りではありません。卒業した年が就職氷河期世代応援事業の利用に該当するかどうかは、直接お問い合わせ下さい。Q4.自分が「長く無業にある方」に該当するかどうか分からないのですが・・・・・・
一般的には、おおよそ6カ月~1年以上仕事をしていない方を「長く無業にある方」としていますが、就業体験やワンストップ相談会は、3カ月以上無業の状態が続いていたり、現在無業で短期間に就職~離職を繰り返している方も利用できます。Q5.個人事業主も対象となりますか?
就職氷河期世代応援事業の利用条件に合えば、利用対象となります。Q6.「就業体験前トレーニング研修」の内容を具体的に教えて下さい。
就業体験前トレーニング研修の主な内容は、以下の3つとなります。1. セルフチェック
「生活リズム」「食生活」「心身の健康」「生活衛生」「金銭管理」「友人関係」「あいさつ」「意思表示」など、専用のチェックシートに回答しながら今の自分の状況を確認し、その後の就業体験活動でどういった点を意識して取り組んでいくかの指針とします。2. ビジネスマナー講座
あいさつ、身だしなみ、言葉遣い、電話応対等、社会人として仕事場で求められるマナーや所作の確認を行います。3. 就活に向けてのアドバイス
履歴書や職務経歴書の記入のコツ、求人票の見方、採用面接で心がけることなど、就職活動に必要なことについてアドバイスします。Q7.体験できる仕事はどんなものがありますか?
接客業、製造業、販売業、農業など様々な業種がありますが、お住いの地域や協力企業の受け入れ状況により作業内容は異なります。詳細は、利用を希望される方との面談を踏まえた上で、協力企業との調整になります。Q8.体験先の企業や体験場所は自分で選べますか?
地域によって協力企業の数が限られていますので、利用を希望される方が移動手段をお持ちの場合は、移動可能な範囲で調整します。自力での移動手段がない場合は、お住いの地域での体験になります。Q9.体験先の企業で専門的なことは体験できますか?
受け入れ先である協力企業にもよりますが、就業体験はその業種の専門的な知識を身につけるというより、会社の中で働く上での基礎・基本を実体験する場だとご理解下さい。Q10.就労経験がほとんどないため、参加することに不安があります。
就業体験前と体験中に以下のようなサポートを行い、就業体験の不安を少しでも減らし、就業体験がスムーズに進むようフォローします。- 体験希望者との事前面談による課題の確認と対処法のアドバイス
- 相談者との話し合いによるプログラム(体験内容)の設定
- 体験実施前の企業訪問・見学の同行
- 就業体験前トレーニング研修の実施
- 就業体験実施時の同行
- 困ったときの相談対応
Q11.体験前に企業の見学はできますか?
受け入れ先である協力企業の業務の状況や時期によりますが、見学できる企業は多いです。Q12.体験する前に準備しておくことはありますか?
事前準備については就業体験前トレーニング研修の時にお伝えします。Q13.体験日数や一日の体験時間はどれくらいですか?
体験の日数は原則5日間、1日の体験時間は5時間が目安となります。連続して5日間行うか、1日おきに行うかといった具体的な日程については、受け入れ企業の業務都合や作業内容によります。
また、体験の開始時間や終了時間といった詳細についても、受け入れ企業と調整して決めるようになります。
なお、体験時間が1日2時間半未満になると、チャレンジ奨励金が支給されませんのでご注意下さい。Q14.体験先企業への交通手段がありません。
体験先企業の場所により公共交通機関の利用が困難な場合など、状況によっては送迎による対応をしています。お気軽にご相談下さい。Q15.体験は何回まで利用できますか。
異なる企業での体験であれば、年度内に1人2回まで利用可能です。Q16.就業体験先の企業で働きたいと思った場合、応募することはできますか?
体験先の協力企業が求人していれば応募は可能ですが、就業体験中の応募はできません。(就業体験中に協力企業に対して求人や応募の相談をすることもできません。)
就業体験終了後に、求人の内容を確認した上で応募して頂くようになります。Q17.体験が終了した後はどうなりますか?
就業体験が今後の就活に生かせるよう、フォローアップセミナーで就業体験の振り返りと今後の就活についての確認をします。その後、体験で学んだことや気づきを参考に、就労支援機関の支援を受けながら就職に向けた活動を再開するようになります。Q18.計画した体験日数の途中で行けなくなった場合でも、体験した日数分の奨励金は支払われますか?
途中お休みしても、体験した時間によって日数分の奨励金が支給されます。
体験時間が5時間以上であれば1日5,000円、1時間半から5時間未満の場合は1日2,500円の奨励金が支給されます。(体験時間が1日2時間半未満の場合は支給になりません)Q19.参加にあたって準備する書類はありますか?
就業体験前トレーニング研修の際に必要書類をお渡しして説明しますので、その時確認して下さい。Q20.体験終了後、何日ぐらいでチャレンジ奨励金支給されますか?
県に必要書類を提出してから、支給されるまでに1カ月~2カ月程度かかると思って下さい。
このページに記載されていないご質問については、各実施窓口まで直接お電話ください。